支援の割り振りがうまくいかない後援会

ある候補者の後援会で手伝いをしたことがあります。残念ながら落選しましたが、いろいろな課題があるのは分かりました。

支援者からの手伝いの申し出が、うまく割り振りできていない、あるいは、新規の方法がとれない、など、ボランティアの意欲をうまく活動に反映できていない、感じがしました。これは、NPOや市民団体でも同じ事ですね。意欲がある人の、気持ちに応えることも、団体の役割だと思います。

支援者との交流は、そうした支援者のコミットメントを掬い上げて実現するための、第一歩です。話をきいて、何をどうしたいのか、何で活動したいのか、など、丁寧に聞いていく。全てを、事務局で行う、というのは、できないわけですから。


じゃあ、どうすればいいのか、というのは、会に参加申し込みをしてもらう段階で、どのような活動をしたいのか、お手伝いをしてもらえるのか、参加日時などはいつが都合がいいのか、を聞くことじゃないかと思います。

それを、うまく、割り振っていく仕組みがあれば、団体は自動的にまわる、そうなるといいですね。

支援者から支援してもらうには、参加者の意欲を損なわない仕組みが必要なわけです。そこに、リーダーシップとか必要かもしれませんが、無くても、団体としても仕組みで、それができるようになるといいと思うのです。

特定の個人のリーダーシップに頼らないと前に進めない、というのは、そういうところも多いですが、そうではなくて、個々の活動が全体として、うまくまとまる、ように調整してゆくのを、団体として仕組み化してしまいたいものです。

なぜなら、私にはリーダーシップは無いので、よりそう思うのです。他に、人をひっぱるのが不得意な人が持ち回りの会の代表になることもありますが、そうなった場合、個人に依拠しているのでは、会は停滞しますし。

ですから、やるべきことは、マニュアル化してしまい、誰もができるようにしておく、というのが必要になるのです。マニュアルは常に改良することを前提にすれば良いのです。

ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか?、という書では、とんでも無い人物なわけですが、そういう人ばかりではありませんよね。私は、飛び抜けた人がいないと成立しない運営ではなくて、新しいことを始める仕組みがあればいいと思いますが、やはり、個人の新しい思いから、次のステップに進むのも理解しています。

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hiro's ブログ

このブログの内容は、書き散らかしたものです。文章を書き散らかして書き進めると、どんどん書けることに気づきました。書き散らかしたこれらの記事を元に、どこかで文章をまとめることになったり、アイディアの元になる気もします。