子供のおもちゃと大人のおもちゃ

子供がずーっと、同じおもちゃで飽きずに遊んでいるのを見ると、大人がスマホゲームでぽちぽちタップしつづけたりや、パズルを延々としていたり、テレビをだらだら見るのが、似ているなぁ、と思いました。

子供が遊んでいるのは、知育な感じがしますが、大人がするのはそういった感はありません。そういった感が無い、というだけで、駄目っぽいというわけでは無いです。

暇つぶしですが、それが大きな産業になっています。思考を飛躍させると、人の欲望は過剰であって、それが戦争に繋がるのでしょうが、娯楽として安いものなら、他に比べればはるかにましな気もします。

スポーツも、ゲームも本人が楽しめれば、それだけでいいと思う部分もありますが、それが競技となり、ストイックな探求がなされて、人生をかけることになる、というのも、それはそれで有りでしょう。けれども、市民スポーツや部活（はなくして、地域のクラブ活動にした方がいいと思います）は、結果を求めるのではなくて、楽しむ、というのがいいと思いますよ。楽しいから、する、のであって、試合やコンクールで勝つためにする、というのが多すぎます。

子供が無邪気に、他の人の目を気にせず、自分自身が楽しむために遊んでいるのを見習いたいですね。かがにこにこパークでは、子供が遊びまくっていますが、他の人と較べるために走っているわけではありません。身体を動かすのが楽しいのでしょう。