パン屋さん開業日記

を、以前から読んでいます。パン屋さん巡りをする中、無店舗のパン屋さんをしている友人もいるしで、パン屋さんの業界について、ウォッチングをずっと重ねているわけです。

本当に、廃業しているところが多いようです。開業も多いのですが、廃業も多い。ちょっと、数字を探してみたのですが、なかなか見つからない。京都にいたころ、自転車に乗って何度か（遠いので）買いに行ったルプチメックのところの記事の引用の引用になってしまいますが、パン屋さん廃業数

パン、菓子製造業（平成24年～26年 総務省統計局のデータ）
新設数 1.111　廃業数 1.282

和菓子店は、さらに厳しいとの話もあります。

いずれにしろ、大きな流れには逆らうことはできないですが、商品力では無く、売り方やり方を変えることで、維持、拡大をはかることができているところもあります。それが、交流なのですが、それを行っているところは少なく、しているところは成立している、という現状です。ですから、営業より交流をしよう、と私は伝えているわけです。それが、伝わっているのかどうかは分かりませんが。

福井でも、チェーン展開したパン屋さんが、全店舗を閉めて卸をするだけになったり、だいぶ以前には、高級なケーキを売り出して3店舗ほど展開したケーキ店（他にも畑違いの飲食店を出したみたいだけど）も、お店を閉めて、規模縮小したし、規模拡大は、全く諸刃の件ですね。

私としては、街が楽しくなるのは、小さなお店が生き生きとしていることだと思うので、交流を深めるお店が増えてほしい、→　売上も利益もついてくる　→　さらに、良いお店にできる、　ということです。

パン屋さんの記事を書いて、いくつもある開業日記をまた読んだところなので、この記事も書きました。